クイーン・アンのデビューイヤー
カーニバルUKのストゥーレ・ミュルメル社長が、クイーン・アンをキュナードの船団に迎える重要な節目についてご紹介します。
「クイーン・アンをキュナードの船団に迎えられることを大変誇りに思います。これにより、弊社史上最も成長著しい時期の1つを記録することとなり、クイーン・アンが加わったことで、キュナードの象徴である船団全体にエキサイティングな機会が加わります。4隻目の船が就航することで、お客様はキュナードでさらに広い世界を体験することができます。クイーン・アンは、新しいコンセプトを取り入れ、これまでの船旅の体験を新たに再構築してまいります。キュナードを長くご利用いただいているお客様にも、新たにご利用いただくお客様にも、クイーン・アンでの体験にきっとご満足いただけることでしょう。」
カーニバルUK社長、ストゥーレ・ミュルメルキュナードのブランド&プロダクト部門副社長、リー・パウエルが、船上体験の進化と、お客様に愛されているシグネチャースペースについて詳しく説明します。その後、船のデザインを手掛けた多くの才能の一部であるデビッド・コリンズ・スタジオが、インスピレーションとこれまでの道のりについて語ります。
キュナードより、最新船クイーン・アンの船長を務めるインガー・クレイン・トーハウガをご紹介いたします。
「25年前にキュナードで働き始めました。その頃からずっと、このブランドで働くことを心から誇りに思っており、その気持ちは今後も変わることはないでしょう。」
インガー・クレイン・トーハウガ船長インガーはフェロー諸島で生まれ育ち、1989年にデンマークに移住しました。学校に通いながら、休暇中には貨物船の客室乗務員として働き、収入を得ていました。この仕事を始めてすぐに清掃への強い嫌悪感に気づき、これは自分の天職ではないと思いました。特別なキャリアの目標も持たずに、インガーは16歳でDFDSスカンジナビア・シーウェイズに練習生として入社しました。1994年にマスターズライセンスを取得するなど、徐々に独力でキャリアを積んでいき、1994年から1997年にかけてフェリー、ローロー船、浚渫船(しゅんせつせん)などで働きました。
変化の時期だと感じたインガーは、クルーズ業界への転身を決め、キュナードに迎えられました。MSヴィスタフィヨルドで働き始め、シーボーン・クルーズ、プリンセス・クルーズ、P&Oクルーズと移りながら世界中を旅しました。P&Oクルーズ社で勤務し、アズーラ建造の監督という大役をこなしたインガーは、2010年8月にキュナードに戻りクイーン・ヴィクトリアに乗船するよう打診を受け、非常に喜びました。キュナードに戻ってくるのは、まるで家に帰ってきたような気分だったそうです。お客様や乗組員の幸福以外の彼女の主な目標の1つは、節水対策とリサイクルにより、彼女が乗る船ができるだけ環境に優しいようにすることです。インガーは現在、デンマークのスヴェンボーに在住し、美しい家や庭で過ごすことを楽しんでいます。時間があれば、サックスを演奏したり、コンサートに行ったり、夫や子供、孫との楽しい時間を楽しんでいます。
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