Grey silhouette of a person's head and shoulders

ニック ブーロス

著者

ヘルシンキは、スタイリッシュなストックホルムやシックなコペンハーゲンといった他の北欧の都市に比べると知名度は低いかもしれませんが、フィンランドらしさが感じられる魅力的な街です。ヘルシンキの魅力は、その控えめなところにあります。のんびりとした雰囲気で、訪れる人々が街の魅力や美しさ、個性に自然と惹かれていくのを見守っているようです。

 

ヘルシンキはフィンランド湾の端に位置し、ユニークな地形に恵まれています。フィンランド観光でぜひ訪れたいエリアです。

キュナードのおすすめ

ヘルシンキでおすすめの過ごし方をヘルシンキのエキスパート、ヴィルヴ・カータヤがご紹介します。

テンペリアウキオ教会

 

岩の教会として知られる印象的なドーム型の観光スポットは、岩盤を直接くりぬいて造られました。1969年に完成したこの教会の一番の見どころは祭壇。氷河期にできたクレバスだった場所に立っています。ぜひ午前中に訪れて、光が差し込み壁を照らす光と影のショーをお楽しみください。

デザイン地区

 

世界的に評価の高いデザインで知られる、街の中心部に位置する興味深い地区には、ブティックやインテリアショップが立ち並んでいます。魅力的なデザイン博物館を訪れ、このムーブメントの歴史を学び、見識を深めましょう。

 

ヴィルヴは次のように語っています。「海辺のカフェ・レガッタは、焼き立てのシナモンロールとブルーベリーパイで有名です。その建物自体も、素晴らしい歴史と特徴を持っています。」

街の郊外

 

フィンランドの首都の外にも足を運んでみましょう。ヘルシンキの海岸から離れて、周辺地域を探訪してみましょう。思い出に残る体験が待っています。

島を訪れる

 

周辺海域には330もの島々が点在しており、ビーチ、バイキングのかつての居住地、ピクニックスポットなどがあります。ピヒラヤサーリ島は、夏になると日光浴を楽しむ人々で賑わいます。歴史あるスオメンリンナは、18世紀に建てられた6つの島にまたがる要塞で、その興味深い過去を垣間見ることができます。

トナカイに会う

 

ヌークシオ・トナカイ・パークに行くと、ラップランドの北極圏にあるイナリからやって来たトナカイを間近で観察することができます。一緒に森林を散策することもできます。

歴史をたどる

 

ヘルシンキから東へ50kmほどのポルヴォーへもぜひお出かけください。ポルヴォーはフィンランドで2番目に古い都市で、海岸沿いの趣のある赤い家々で有名です。これらの家々は、もともとフィンランドがスウェーデンの一部であった18世紀後半に、スウェーデン王グスタフ3世の訪問を記念して塗られたものです。

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