ハンブルグ(ドイツ)
ハンブルグへようこそ
ドイツ北部のエルベ川沿いに海から112km入った場所に位置するハンブルグは、ヨーロッパ第2の港湾都市であり、またドイツで最も国際色豊かでダイナミック、人気ある観光地の1つです。市内には2,000を超える橋があり(ベニスとアムステルダムにある橋の数以上)、「北のベニス」のニックネームがついています。ネオルネサンス様式やバロック様式の建物、美術館、赤レンガ倉庫街などの市内の観光名所に加え、世界遺産に登録されている魅力的なリューベックの町もぜひ訪れてみましょう。有名なニーダーエッガーのマジパンを試食したり、100万m²以上にわたるエリアに切妻造りの家々や大昔の教会が建ち並ぶリューベック旧市街を散策したりしてお過ごしください。
観光
ハンブルグは広い町で、一番便利な移動手段は地下鉄です。聖ミヒャエル教会は、ドイツ北部最大のバロック教会で、市内で最も目立つ観光スポットです。教会近くの通りは、17世紀末のレンガ造りや木造の家々が並びます。ネオルネサンス様式の市庁舎の建物は圧巻です。美術館にはレンブラントやムンクなどの巨匠の作品が展示されています。また、歴史博物館には9世紀からの展示品があり見どころ満載です。世界最古の赤レンガ倉庫街シュパイヒャーシュタットでは、世界最大規模の鉄道模型が展示されている鉄道ファン必見のミニチュアワンダーランドも訪れてみましょう。
お食事とお飲み物
ほとんどの主要都市と同様、ハンブルグにはバラエティ豊かな高級レストランや各国料理が揃っています。レストランやカフェはガレリア(ショッピングセンター)、主な博物館や美術館、デパートなどが市内各地にあります。主な郷土料理にはラップスカウス(魚と肉のシチュー、上に卵が乗っていることが多い)、ビューズム産クラッベン(小エビ)、ウィーナー・シュニッツェル(パン粉をまぶして揚げた仔牛のカツレツ)などがあります。ビールの消費量が多く、特にハンブルグ生まれのホルステン・ピルスナーは市内のどこででも見かけます。さらにアルコール度の高いお酒なら、リュット・ウン・リュット(ビールにシュナップスを混ぜて度数を高めたドリンク)をお試しください。冬に訪れる方はグリューワインや、ワイン、ラム、カラメル状にした砂糖をミックスしたフォイヤーツァンゲンボウレがおすすめです。
ショッピング
ハンブルグではショッピング施設が充実しており、さまざまなお好みやご予算に応じてお楽しみいただけます。主なショッピング街は、メンケベルク通りと遊歩道ユングフェルンシュティークの2つです。ユングフェルンシュティーク沿いにあるアルスターハウスは、おそらく市内で最も有名なデパートです。ノイアー・ヴァル通りとグローセ・ブライヒェン通りは、エルメス、カルティエ、アルマーニなどの高級ブランドが軒を連ねるハンブルグ屈指の高級ショッピング街です。またガレリア、ハンゼ・フィアテル、ハンバーガーホーフ、ヨーロッパ・パサージュなど、屋内ショッピングアーケードも数か所あります。人気のお土産品は、ブッデルシフ(瓶に入った船の小型模型)、フンメルの像、ドイツ産グリューワイン、地元の工芸品などです。
ハンブルグ郊外
ハンブルグ周辺には、日帰りで行ける観光地が数多くあります。ドイツ北部で最も歴史豊かな都市の1つ、リューベックもおすすめです。ユネスコ世界遺産に登録されているリューベック旧市街は100万m²以上にもおよぶ広さがあり、美しい街並みで知られています。また、ドイツ北部のハンザ同盟都市であるリューネブルクも訪れる価値があります。「ホワイトとゴールドの街」とも呼ばれるリューネブルクは、中世の建築と風情あるバーやカフェが並ぶ絵のような美しい港が観光客を惹きつけます。リューベックの北にあるトラーヴェミュンデには、柔らかい砂浜と100年の歴史を誇る遊歩道、海を一望する庭園などの見どころがあります。