プリンセル・ロイヤル殿下がクイーン・アンをご来訪

2025年5月29日[イギリス、サウサンプトン]

キュナードは、5月27日にリバプールに寄港したクイーン・アンの船上に、プリンセス・ロイヤル殿下をお迎えしました。

リバプールは、キュナードの185年にわたる歴史の中でも特別な意味を持つ街です。1840年5月、同社初の大西洋横断航海がこの地から出航し、以降128年間にわたりキュナードの本社が置かれていました。また昨年5月には、歴史的な命名式が街を象徴するリバプールのウォーターフロントで行われ、世界で初めて“都市”が命名者として選ばれ、リバプールはクイーン・アンのゴッドペアレントに就任しました。

プリンセス・ロイヤル殿下は、クイーンズ・ルームで市関係者や乗組員、乗客とともに、キュナードとその精神的な故郷、リバプールとの深いつながりに思いを馳せるひとときを過ごされました。また、海事・ホスピタリティ業界で活躍する女性たちによって結成された「キュナード女性士官ネットワーク」のメンバーとも面会されました。

キュナード社長のケイティ・マカリスターは次のようにコメントしています。

「本来であれば、キュナードの創業185周年を祝う機会となるはずでしたが、今はリバプールの皆さまとの連帯の気持ちを示すひとときとなりました。影響を受けたすべての方々、そしてこの街の皆さまに心からお見舞い申し上げます。

リバプールは、キュナードが創業した場所であり、私たちの物語の始まりの地です。誇り高き海運の歴史と強いアイデンティティを持つこの偉大な都市は、キュナードの歩みに大きな影響を与えてきました。港や川、そしてリバプールの人々は、私たちの原点であり、今なお私たちの中心にあります。

キュナードとリバプールの絆は、世代を超えて育まれてきました。それは、困難に立ち向かう力、誇り、伝統への深い敬意といった、共通する価値観に支えられています。この街との強い結びつきを私たちは感じており、いつでもここへ戻ってくることを誇りに思っています。」

この訪問は、185周年を記念して開催されるエキシビション「シー・オブ・グラマー展」とも時期を同じくして行われました。このエキシビションは写真家のメアリー・マッカートニーの監修によるもので、キュナードが1840年に初の大西洋横断航海を実施したことに端を発する、伝統と魅力を映し出す184点の写真が展示されています。

クルーズのご予約やキュナードについての詳細は、www.cunard.comをご覧ください。